あなたにはトップに立つ素質がありますか。障害を克服するための強さを持っていますか。その障害が社会そのものだったとしたらどうでしょうか。日本女子サッカー選手が自分の夢を現実にするまでの過程をぜひご覧ください。 番組の制作社は、2015年にカーシャ・メシンスキ(Kasia Mecinski)とクリス・ゴンチャージ(Kris Gonciarz)によって創設されたTofu Media Productionです。世界中のブランドが日本において素晴らしい映画製作を行うための手助けをすることを企業使命としています。 当番組は「FIFA +」で配信されます。「FIFA +」は、オリジナル作品、ドキュメンタリー、これまでの素晴らしいサッカーの記録映像などを視聴でできる配信サービスです。こちらからご覧いただけます。 当社ボーダレス・トランスレーションは、当番組に登場する世界のサッカーの舞台で活躍する有望な選手に、今後どのような新しいワクワクするような扉が開かれるのかを楽しみに見守っています。 地域化(ローカリゼーション)を必要とする社会問題を抱えていらっしゃいませんか。当社ウェブサイトで詳しいサービス内容(英語)をぜひご覧ください。ボーダレス・トランスレーション(BT)は、世界中どこでもあなたの新しい扉を開くお手伝いをいたします。1つの翻訳から国境(ボーダー)の無い世界を作っていきます。
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日本の冬:四季のお祭り
原文(英語)著者:Mo Stone 日本といえば、春と秋の日本を思い浮かべる人が多いでしょう。しかし、冬の日本にもたくさんの見所があります。東京や京都など比較的大きな都市の多くは、冬の気候は穏やかで観光にも支障がありません。北海道や日本アルプスといった積雪地域には、多くのスキー・スノーボード客が訪れます。この他にも、全国のあちこちで冬のお祭りが開催されます。クリスマスやお正月、1年を通しての見所をご紹介します。 クリスマスのおすすめは長崎 日本のキリスト教徒の割合はわずかであり、日本でのクリスマスは商業的な祝日として人気があるものの、宗教的な祝日として広く祝われていません。本当の日本式クリスマスを体験するには、長崎を訪れることをおすすめします。長崎は日本の西部に位置し、16世紀にポルトガルから日本で最初にキリスト教が伝わった土地です。江戸時代には隠れキリシタンが弾圧を受けた土地でもあります。現在この美しい港町には、他のキリスト教徒の土地と比べて比較的多くの教会が存在しています。 当BT翻訳者の1人であるクリスは、クリスマスの時期に長崎を訪れたことがあり、その時の経験をこう語ります。「長崎の街全体にお祝いの雰囲気がありつつ穏やかで神聖さがありました。クリスマスイブのミサでは、教会に集まった人たちの強い一体感が感じられて、東京の教会では味わったことのないものでした」 さらに、この時期のイルミネーションがお好きな方には、長崎にあるオランダテーマパークのハウステンボスがおすすめです。ここでは毎年、クリスマスのイルミネーションやディスプレイが楽しめます。 新年は神社やお寺へ参拝 日本人は大晦日にパーティーで大騒ぎするということはありません。パーティーの代わりに、国内に数え切れないほどある神社や寺院へ参拝する「初詣」で、日本人式のお祝いをしてみませんか。初詣は新年最初に神社や寺院を参拝する慣習です。もっとも多くの人が初詣に訪れる日は1月1日ですが、有名な神社仏閣の人混みを避けたい場合は、1月1〜7日の間いつでもお参りできます。初詣は仏教の寺院でも神道の神社でも構いませんし、東京の大きく有名なものでも住宅街の小さなものでも構いません。初詣は日本国内すべての神社仏閣で行われます。 初詣では、その年が良い1年であるように祈ったり、お供え物をしたり、絵馬やお守りを購入したり、おみくじ(その年の吉凶を占うための紙くじ)を引いたりします。大晦日の仏教寺院では、お寺の除夜の鐘をつくことができるかもしれません。昔から、除夜の鐘は仏教で神聖な数とされる108回打ち鳴らされます。深夜に始まる除夜の鐘つきは、多くのお寺で参拝者が順番に参加することができます。 冬の間はイルミネーションを楽しむ 冬の間(11月頃から1月頃まで)、日本独特な光景を見ることができます。それは冬のミネーションです。この素晴らしい光のディスプレイは、街中の通りやショッピングセンターからテーマパークまで、様々な場所に現れます。とても華やかな光景で人気も高まっており、年々その華やかさや美しさは増しています。東京のミッドタウンや大阪の御堂筋通りなど、多くは無料で楽しむことができますが、栃木のあしかがフラワーパークなど、規模が大きく優れた施設の中には入園料がかかる場所もあります。冬のイルミネーションは、家族でのお出かけやロマンチックなデートにうってつけです。 あなたの国のあなたのお気に入りの冬のお祝いは何ですか。下のコメント欄でぜひ教えてください。
世界のハロウィン
原文(英語)著者:Mo Stone(モー・ストーン) 涼しい季節になってくると、10月の終わりにやってくる楽しみなお祭りがあります。ハロウィンです。現代では人気が高い、この「イタズラとお菓子」の楽しいお祭りは、どこで始まったのでしょうか。そして、一体どこでコスチュームに着替えたらよいのでしょうか。ここでは、この誰もが愛する不気味なお祝いについて紹介していきます。 サウィン祭とアイルランド:ハロウィンの始まり ハロウィンは実は非常に古い祝日であり、アイルランドとスコットランド発祥の古代ケルトの祭りであるサウィン祭がその始まりです。これは収穫期の終わりを祝い、暗く冷たい季節の始まりを迎える祭りです。年に一度この夜、亡くなった人の魂が実世界へ渡ってくることができると信じられていました。人々は闇を退けるために火を焚き、悪い魂を混乱させ追いやるために仮装し、ジャック・オー・ランタンを作りました。「トリック・オア・トリート(お菓子をくれなきゃイタズラするぞ)」の慣習も、サウィン祭が始まりです。当時は、祭りを騒ぎ楽しむ人たちが家から家を訪ね、食べ物と引き換えに詩を詠みました。エディンバラやダブリンは、現在でも大きなお祭りが一部残っている土地であり、今日の旅行者も現地を訪れてサウィン祭を体験することができます。 アイルランドでも、進化し他の伝統が加わったハロウィンが全国的に祝われます。アイルランドのハロウィンは、イタズラと占いが大きな特徴です。子供たちは、近所の家の扉をノックして走って逃げるというイタズラをし、自分のバームブラック(伝統的なフルーツケーキ)の中に指輪を見つけると、もうすぐ結婚するという言い伝えがあります。 アメリカの伝統と現代の解釈 米国では、19世紀までハロウィンは一般的な祝日ではありませんでした。しかし、アイルランドとスコットランドからの移民が急増すると急速に広まっていきます。今日では、世界中の多くの人がアメリカの伝統やアメリカのメディアで取り上げられる様子を見て、ハロウィンについて知っています。広く普及しているハロウィンは、このアメリカのバージョンです。 米国のハロウィンは、無邪気な薄気味悪い楽しさをみんなで味わう日です。子供たちは仮装して近所にトリック・オア・トリーティングに行き、お菓子をもらうのが普通です。大人はパーティーを開いたり、お化け屋敷、ホラー映画の上映会、仮面ダンスパーティーなどのイベントに出かけたりします。現在のハロウィンは、かなり商業的な祝日となったことは事実で、アメリカ人が多くのお金を費やす祝日の1つでもあります。アメリカ国内のあちらこちらで思い出に残るハロウィンを体験することができます。例として、悪名高い魔女裁判が行われた土地である、マサチューセッツ州セイラム、アメリカで1番のゲイの夜の街である、カリフォルニア州ウェストハリウッドの有名なストリート・フェア、アメリカのブードゥー教の故郷である、ニューオーリンズなどが挙げられます。 最近では、伝統的にハロウィンを祝う習慣がなかったフランスやドイツなどの多くの国で、アメリカ流のハロウィンが普及しています。日本では、東京で大人が仮装して集まる日として定着しています。ルーマニアのトランシルバニアでは、あの有名な不気味な話を上手く利用し、ドラキュラやハロウィンをテーマにしたツアーやパーティーが開かれます。 Día de Los Muerto(死者の日):死者を祝うメキシコの祭り しかし、これらハロウィンのお祭りは、どれもDía de Los Muertos(死者の日)の前には色あせて見えます。「死者の日」は、メキシコ、ラテンアメリカ、スペインで死者を祝って行われる、3日間に渡るお祭りです。10月31日には、亡くなった人の魂がこの世の家に帰ってくると信じられています。彼らをたたえるため、人々は家の中や職場に祭壇を作り、そこに花、菓子、写真、死者が生前好んでいた食べ物やアクセサリーなどをたくさんお供えします。 祭りの期間中は、どんなに小さな町も、パーティーやご馳走、音楽や踊りで、生き生きと華やかな雰囲気となります。ガイコツの格好をした人々の色鮮やかなパレードや、伝統的な音楽のマリアッチを奏でるバンドでさらに興奮が高まります。11月2日になると、人々は親類の墓に集まり参拝します。祭り全体が死者のために行われるものであり、中には薄気味悪い見た目の表現もある一方で、この祭りは結局のところ、命を祝い、先祖への敬意を表す手段なのです。 あなたはハロウィンを祝いますか。この魔法がかったお祭りを祝う、あなたのお気に入りの方法があれば、ぜひ下のコメント欄で教えてください。